剛拳。侠気。
- 板垣 恵介, 山内 雪奈生
- バキ外伝 疵面-スカ-フェイス2
板垣恵介さん の新刊ー。
どこかで見たような格闘家さんがくんずほぐれつ本気でバトルするバキシリーズ。
その中で一際濃い輝きを放つ「花山 董」を主人公に置いた作品だよ。
握力と男気をもって多くの任侠者を纏め上げる若干19歳(?!)
格闘技とか全く習っていないのにプロの格闘家を相手に一歩も引かずに戦う漢。
デビルイヤーhじゃないや、ともかく作者が自分のキャラクターに惚れ込んでいる様が良く分かる一本。
よくよく考えれば本編中もあんまし負けてないんだよね。
で、
こーゆう人って本当に居たのかなーって思ってみたり。
いあ、別に握撃とかね、 本職の武術家に勝てるとかそーゆうのじゃなくって。
特に鍛えたわけでも無いのに生まれつきものすごい「喧嘩」が強い人。って意味。
多分居たんじゃないかな。って思う。
「矛を止めると書いて武」というのも実は漢字の成り立ちとしては正しくないんだけど。
様々な「不利」を想定して、それを跳ね返すの方法として武術のひとつひとつが出来たとして。
想定している「不利」に、こーゆう人が居たんじゃないかな? って思って。
特に鍛えたりしてないのに体が大きくて力も強い人。
喧嘩だって負けた事が無くって。だからこそ思うがままに生きて行ける人。
ある意味あこがれる生き方。
でも負ければそれで終わっちゃうかもしれない。
そんな事考えつつ読んだんだ。
武術家として。 こういう人と正面から向き合いたいな。って。
な、なんか照れくさい事言っちゃった(/////)
注:花山董にはモデルが居ます。 「花形敬(はながたけい)」と言う方なので一度ググってみても面白いですよ。