バーチャルネットプレイヤーキャラクター「明雷GL19」 -12ページ目

お昼寝中なんだ。

おネム

 

お昼寝中・・・プレイヤーが勝手に撮ったみたい。

 

PL「こうしてると年相応なんだよnぶごふっ」?!(o ̄∇ ̄)=◯)`ν゜)・;'

さいえんすふぃくしょんはいかが?

著者: 木城 ゆきと
タイトル: 銃夢 1 (1)
  
日常的にゴミの降る街「くず鉄街」。
 
そのゴミ山から、サイバネ医師「イド」は女の子のサイボーグを掘り起こす。
イドに体と、「ガリィ」という名前を貰った少女はくず鉄街の見上げ何を思うのか・・・
 
こう書くと何だか別物の漫画みたいだね。
 
「天上の街ザレム」「ファクトリー」「賞金稼ぎ」
 
モラルが崩れ落ち、サイボーグが当たり前で、そんな世界を生まれたての少女の視点で描いているサイバーパンクの傑作だよ。
 
掘り起こされる以前の記憶が無いガリィは、それでも心と体に染み付いた「機甲術(パンッツァークンスト)」を頼りに、世界と、自分と向き合っていく様子が、スピード感溢れるアクションと共に描かれているんだ。
 
敵として立ちはだかってくるキャラクターたちもすごい魅力的なんだよ。
 
特に「ディスティ・ノヴァ」教授がすっごく良いの。
 
最近の和製SFでは一番のお奨めなんだ。

超★骨太ファンタジー

著者: 三浦 建太郎
タイトル: ベルセルク 28 (28)
 
それは剣と呼ぶにはあまりにも大きすぎた・・・大きく、分厚く、大雑把過ぎた・・・・それはまさに鉄塊だった・・・
 
なんてフレーズで始まるこのお話。
妖精とか魔物が本当に居るファンタジー世界を取り扱った漫画の中でも異彩を放ってるんだ。
 
どちらかと言うと夢があって牧歌的な雰囲気のものが多いファンタジーだけど、このお話はとっても黒い。
自分が居た傭兵団「鷹の団」を滅ぼした神々への復讐の旅を続ける主人公「ガッツ」。
 
その神様も、決して「清く正しき存在」ではなく、人の欲望につけ込み、代償を受け取る事で力を与える。
そんな決して善とも悪とも言えない存在に「最も大切なもの」を捧げた「使徒」。
 
ガッツは使徒を狩る「黒い剣士」となり、かつての親友で、自分たちを「売って」神の座を手に入れた許されざる敵「グリフィス」へと身の丈を越す大剣「ドラゴンころし」の一撃を届けようとする。
 
旅の仲間はお気楽極楽妖精「パック」だけ・・・だったが・・・
あらすじはこんな感じかな? 
 

ど迫力のパワーで繰り広げられる「人と人外との血みどろの戦い」

この漫画を語る上で、「ガッツVS使徒」の構図は外せないんだ。

 

人を超えた存在である「使徒」に、何処までも人として立ち向かう「黒の剣士」という構図。

首筋にある「贄の刻印」の痛みすら彼にとっては倒すべき敵に近づいたというドス黒い悦びを与える役になっている・・・

人外を人として殺すガッツ自身もまた、そのためにその心を獣に染めていく。 

 

仲間が増えてからはつまらなくなった。って言う人も多いんだけど、世界観が広がってきたからそれはそれで面白さが無くなったわけじゃないと思うよ。

 

ファンタジー世界の資料のひとつとして強くお奨めできお話だよ。

亜人

 

ファンタジーの世界だと、人はそんなに偉くないことが多いんだ。

 

人よりも長生きで賢い種族とかが居る事が多いし、多くのモンスターは人よりも力が強かったりするからね。

エルフとかドワーフ、ホビット。 リザードマンとかゴブリンなんてのも。

 

人と仲が良い種族も居れば仲が悪い種族もいるんだよ。

こういった「人と似た種族」を亜人って呼ぶことが多いんだ。

 

人の社会に溶け込んだり距離を置いたり、人里を襲ったりと、種族によってやってる事が全然違うんだよ。

TRPGルールによっては、こういった亜人も出来るものがあるんだ。

 

ハーフになる事も出来るんだよ。

人と似ているけどその考え方とかが大きく変わるし、環境も体質も違うから、ロールプレイの時は気を付けてね。

恋愛とか。

今回のお題は恋愛漫画なんだって

 

TRPGでの恋愛ってどうなのかな?

 

結論から言えば充分にアリ、だと思うんだ。

 

GMとPLとで物語を作っていく遊びであるTRPGでは、恋愛だってきちんと描けばもっと良い話に出来ると思うんだ。

それに、どんな物語でも「恋愛」の要素って何処かしら含んでいるんだよ。

ちょっと乱暴な言い方になっちゃうんだけどね。

 

全部が全部、って訳じゃないんだけど、大抵の物語は恋愛を描いている、って言えなくも無いんだ。

ただ、男プレイヤー同士で「愛してる」とか連呼されても結構困る事も多いから程ほどが良いかな?

 

恋愛の要素を満たす為に、GMがNPC(ノンプレイヤーキャラクター)のヒロインを用意することも多いしね。

 

恋愛を主軸に置いたTRPGのルールもあるんだよ。

 

・・・・・・良く作ったなぁって思うよ・・・うん(遠くを見つめつつ

 

詳細はリンク先を読んでもらったほうが良いかな?

これはサイト上で無料公開しているルールだから、ルールブック無しで遊べるんだよ。

サイトがルールブックそのものなんだ。

 

他のルールでも、お話が盛り上がるのなら、面白くなるのなら恋愛ロールプレイをしてみるのも良いんじゃないかな。

 

ファンタジーTRPGでのお金の話。

とりあえずお札なんて無いからコインとかになるんだ。

だからあんまり一杯持ってるとすっごく重いの。

 

それと、時代や地域によっては金と銀の価値が逆転する事もあるんだ。

古代エジプトとかだと銀のほうが貴重品だったんだって。

 

だから大金は「物理的に」持ち歩けないんだ。

代わりに宝石とかを持って歩く場合もあったんじゃないかな?

ソードワールドでそんな描写があったし。

 

でも宝石だと単価が高すぎてちょっとした買い物のときに困っちゃうんだけどね。

中世の物価は今と違って、高価なものと安いものの差がものすごく大きかったんだ。

野菜とかは銅貨一枚で食べきれない程買えるけど、騎士の鎧は金貨の山を用意しないといけないんだって。

細工物だってすっごい高かったみたい。

今以上に一部の人にだけお金が集まるようになっていたからね。

それにお金そのものが今ほど出回って居ないんだ。

だから両替も一苦労。

これは聞いた話だけど、南国のある島国じゃ、両替するお金が無いから金貨を割って、その欠片をお代として貰う。なんて事が今でもあるみたい。

  

でもそれじゃ不便で仕方が無いし、硬貨を割っちゃったらそれこそ値打ちが半減しちゃう。

そんなときにお金を預かってくれたり両替してくれるところが必要になってくるんだけど。

今の銀行とかと違って利子が付かないし手数料もかかるしであんまり有難みは無かったんだって。

それでも使うしか無かったんだろうけど。

 

ファンタジーRPGだと、この辺りの補助をしてくれる「ギルド」って組織があるの。

今風に言えば「労働組合」とかが近いかな?

 

といってもデモとかストをやるわけじゃなくって、職人の登録とか、お仕事の斡旋とかをやってくれる所なんだ。

 

今でも陰謀がどうとか言われている「フリーメーソン」も、元々は石工職人の寄り合いから始まったって言うから、現代のギルドって言えるかも。

 

それでギルドを利用したい場合はまず、自分の仕事のギルドを探して、そこに入会料と会費を払うんだ。

これでギルドでお仕事を貰ったり、情報を得たりする事が出来るようになるんだよ。

 

お金を貸してくれるところもあるんだけど、利子は結構高いかも。

 

お金の運用方が今ほど発達していなかったからね。

 

武器の補足(その2)東洋打撃武器

 

たくさんあるからかいつまんで有名どころをいくつか紹介するに止めておくね。

 

中国での有名どころは棍とヌンチャク、三節棍辺りかな?

 

ヌンチャクはブルース・リーが使ってたからすごい有名だね。

棍は流派によって様々な長さ、太さのものがあるんだけど、大体物干し竿みたいな長細い棒、で良いかな?

 

大体の中国武術だと、「器術(武器を使った武術)は棍から始めた方が良い」って言われている初心者用の武器なんだって。

ある程度長さがあるから遠い間合いから攻撃できるし軽く、自分が傷つく可能性も低いから・・・かな?

 

三節棍も香港映画じゃ結構有名な武器だね。

これは棒を三つ繋いだヌンチャクって考えたらわかりやすいかな?

ヌンチャクよりも長いんだけどね。

 

相手の武器をからめ取ったり、防御にも攻撃にも使い勝手が良いんだって。

 

もっと節が多いものもあるけど、それこそ九節棍とかも在るんだけどとりあえずは基本はこれかな?

 

 

「椅子」も立派な武器だったりするから範囲が広すぎて・・・この辺はまた別記事で書くね(^^;

 

 

で、中国以外の東洋打撃武器なんだけど。

意外なところは釈杖なんかも元々は武器兼用だったって話は聞いたことがあるんだけど・・・ホントかな?

 

フィリピンの「カリ」って武術は、剣と同じくらいの長さの棒を使った武器術なんだ。

変化に富んだ棒術で、流派も多いんだって。

 

トンファーは今だと琉球空手で伝わっているものが一番ポピュラーかな?

 

そして日本だと。

 

棒術って言い方もするけど「杖術」って言う人も多いんだ。

術としては「カリ」と少し似てるかも知れないかな?

詳しい人が聞いたら怒られるかな(^^;

「神道夢想流」って門派が一番有名かな?

 

長さ四尺二寸一分、直径八分の樫の棒を使う武術なんだ。

 

この神道夢想流の創始者「無双権之助」って人なんだけど、

宮本武蔵と引き分けたんだって。

 

一勝一敗だったとか。

 

それで、この神道夢想流の教えにこんなのがあるんだ。

 

「突けば槍 払えば薙刀 持たば太刀 杖はかくにも 外れざりけり」

 

 ものすごく噛み砕いた言い方すると

「どんな武器の間合いでだって戦えるんだよ。」

って意味みたい。

 

刃物じゃないから持ち手の位置を気にせず、何処を持ってでも振れるし、両端どっちで打ってもOK。

っていう万能武器って言いたかったのかな?

 

これも技量があってこそなんだけどね。

 

 一見何の変哲も無いただの棒で刀や槍と渡り合うための「術」がある。

 

 

奥が深いよねぇ

武器の補足(その1)西洋打撃武器

さっきの記事じゃ剣を中心に書いたから、他の武器の説明がちょっと足りないかな?

 

とりあえずは打撃武器に関して触れておくね。

 

フレイルとかメイス、モーニングスターって言われている武器がこの辺りに入るんだ。

 

もっと色々あるんだけどとりあえずはこれに絞ってお話してみるね。

 

中世ヨーロッパの聖職者、つまり神父さんだね。

彼らも武器を取って戦っていたんだ。

宗教騎士団って言ったっけかな?

映画とかで十字架マークをあしらった装備に身を固めている人達・・・で良いかな?

でも教義で刃物を使えなかったんだ。

「血を流すこと」が禁忌なんだって。

それで剣の代わりにフレイルやメイスといった打撃武器を持って、斬らずに戦ったんだ。

・・・詭弁だよねこうやって教義を解釈することで禁忌とかを回避したんだって。

 

メイスは棒の先に重りを付けたもので、フレイルは重りと棒を鎖で繋いだものなんだ。

 

メイスのほうは儀礼杖とかに発展・・・と言うか、装飾がどんどん華美になって行って実用的じゃなくなってきたんだ。

高い宝石とか貴金属も使い出したからね。

 

フレイルは・・・・・さすがに威力が高すぎるのかそれともフォルムに凝れなかったのか、あんまり凝ったデザインのものは無いみたい。 

探せばあるのかも知れないけど僕は見たこと無いから。

 

フレイルの一種がモーニングスターなんだ。

明けの明星・・・つまり金星だね。

なんか有名になっちゃって棘鉄球付きのフレイルの総称みたいになっちゃってるよね。

 

僕のプレイヤーは「こんぺいとう一号」とか「おはようマイマザー一番星くんグレート」とか言ってるけど・・・何それ?

 

他にも「グーテンターク(こんにちは)」とか「ホーリー・ウォーター・スプリンクラー(聖水スプリンクラー)」なんて名前のものもあったんだって。

 

・・・・・・でもさ・・・「血流しちゃいけない」からこの辺の武器もって殴ったら・・・・絶対血まみれになるよね?(汗

 

ちなみに、ヌンチャクとか鎖鎌もフレイルの一種って言う人もいるんだよ。

 

そうだ。

 

僕のプレイヤーが昨日

 

このイベント

 

の予約をして来たんだ。

 

当日徹夜明け確定だってのに良くやるなぁと思うんだけど。

 

参加されるゲストのお名前を見て即決したんだって。

終わったらレポート書くかも知れないって言ってたから期待しないで待っててね。

剣は?

 

「剣と魔法」ファンタジーの定番なんだけど、TRPGだとどうなのかな?

 

中世ヨーロッパ世界での武器って言うのは、どっちかと言うと弓とか槍(ハルバートやポールアックスみたいな長柄武器)、フレイルとかメイスという打撃武器に弩(いしゆみ・ど:クロスボウの事)、攻城兵器とかがメインだったみたい。

剣よりも鎧の方が硬かったみたいだから、剣だと関節とかの鎧の継ぎ目を狙わないと上手く倒せなかったの。

それで鎧の上からブン殴ってもOKな打撃武器とか、鎧を貫通出来る弓・弩・槍とかの刺突効果のある武器が重宝されたみたい。

倒れた相手を鎧の上から刺せる短剣もあったからね。

 

実際に剣はあんまり使われていなかった、って言うのが実際の中世だったんじゃないか、って言われているんだ。

あくまで弓も弩も槍も使えなくなった後で使う預備武器。って意味合いが強かったみたい。

 

本当にそうだったのかは僕にははっきりした事は言えないんだけどね。

 

戦国時代の日本でも弓や槍、薙刀とか長巻って感じの長柄武器とか飛び道具が合戦でのメインだったって書いてる本は多いよ。

火縄銃が入ってからはそっちがメインになったって書いてる所も。

ともかくできるだけ遠くから切りかかれるものが重宝されたみたい。

実際銘のある著名な槍は殆ど戦場で使い潰されて現在は残っていないんだって。

こっちも預備武器の意味合いが強かったらしいんだけど、首級、つまり手柄のために首を切るのが一番の使い道だったんじゃないかってどっかに書いてたよ。

 

じゃあTRPGで剣とか刀を使うのは正しくないのか?

 

これもまた正しくは無いんだ。

中世ヨーロッパでもそれより少し時代が後になると、レイピアとかサーベルが台頭してきているし、日本だって江戸時代以降は刀がメインになってきているから。

 

中世ヨーロッパだと、戦争が減って来るに従って、重い甲冑や長柄武器とかはあんまり持たなくなったんだ。

それに弓や弩だって街中でぶら下げる訳にも行かないから、自然持てる武器は限られてくる。

相手が鎧を着ていないんだから鎧を貫く事が前提の武器ってのはあんまり必要じゃなくなったみたい。

あんまり長いと普段の生活の邪魔になるしね。

 

決闘では銃も使ってたみたいだけど、こっちは良く暴発して、先に撃った方が死んじゃう事も多かったんだって。

この時期にレフトハンドソートとかソードブレイカーって言われている利き腕と逆の手で持ってレイピアを払う防御用の短剣なんてのが発達したとかなんとか。

 

江戸時代の日本でも、江戸に居る武士の大半は地方の藩に仕えている武士だったから、長柄武器や飛び道具をおおっぴらに持ち歩けなかったみたい。

参勤交代の時も、火縄銃を持って良いのは伊達藩だけだった。って言われてるしね。

当時の関所で特に厳しく取り締まられた「入り鉄砲出女」ってのに良く出てると思う。

 

そんな訳で、江戸時代では持ち歩きやすく、幕府を脅かすだけの能力の無い刀のほうが重宝されていたんだ。

 

誤解が無いように補足しておくと、

刀が弱い武器というわけじゃ無いんだよ。

刀同士の戦いなら、ある程度は数の勝負になるし、飛び道具があると流れ弾で大将がぽっくり、何てこともありえるからね。

そんな不足の事態が起きにくいって事だと思うんだ。

 

そんな訳で、今現在戦渦とは無縁の地域では割合剣とか刀だけで渡り歩く騎士とか武士が多かったんだと思う。

 

そして平和な時代って武官に仕事が無い時代でもあったんだ。

戦争の真っ只中ならば荒々しく戦場を駆け巡り、多くの命を平らげる騎士だけど、平和な時代だと社会的規範に沿って、腕っ節よりも知能が必要になるんだ。

 

荒くれ者のままだといけないからって「騎士道」とか「武士道」が発達し、奨励されたんだって。

  

大体のTRPGは、物語が始まったときは戦争からは離れた所に居る事も多いから、剣や刀だけを持って旅をするのも充分にありえるんだ。

 

剣は目立たない。とまでは行かなくても「持ってても咎められない」程度の武器だって事かな?

 

身分にもよるけど、堂々と持っていても大丈夫な武器だったんだ。

 

剣術とかも、そういった時代に研鑽され、大きな変化を遂げたんだよ。

竹刀剣術で弱体化しちゃった。って言う人も居るけどね。

 

実際新撰組の隊士の多くが修めた「天然理心流」も竹刀や木刀だと弱かった。って話もあるからね。

 

時代時代で求められる武器も変わるんだ。ってお話。